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〒8610136 熊本県熊本市北区植木町岩野48-1
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木六竹八

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ホーム / COLUMN / 竹という素材|木六竹八が竹に取り組む理由

竹という素材|木六竹八が竹に取り組む理由

2026.10.17

竹という素材|木六竹八が竹に取り組む理由

弊社の屋号は木六竹八です。木だけでなく、竹の名も入っています。

竹は、木とはまったく違う素材です。この記事では、熊本で九州各地の銘木を扱う木六竹八が、竹という素材について書きます。

樹皮の風合いを残したまな板|木六竹八

竹は「木」ではない

まず、基本的なところから。

竹はイネ科の植物です。分類上は、木よりも稲や麦に近い。

そのため、木材とは決定的に違う点がいくつもあります。

年輪がない

木は、幹を太らせながら成長します。その記録が年輪です。

竹は太りません。地面から出てきた時点で、すでにその太さです。あとは上に伸びるだけ。だから年輪がありません。

導管の代わりに維管束

木の断面には年輪と導管が見えますが、竹の断面には維管束(いかんそく)が点として散らばっています。この点の分布が、竹の模様です。

中が空洞

竹は中空です。そして一定間隔で節(ふし)があります。

この構造が、竹の強さの秘密です。中空の筒は、同じ重さの中実の棒より、曲げに強い。そこに節が入ることで、潰れにも強くなります。自転車のフレームやパイプ構造と同じ原理です。

一枚板から仕上げた木のまな板|木六竹八

竹の成長の速さ

竹の最大の特徴は、成長の速さです。

条件が良ければ、一日に1メートル近く伸びることもあるといわれます。そして、わずか数か月で親竹と同じ高さに達します。

材として使える硬さになるまでは、3年から5年程度。

樹齢200年、300年という木を扱う立場から見ると、この速さは驚異的です。同じ場所で、木が1cm太るあいだに、竹は何本も生えて成熟します。

竹の伐り時

冒頭に触れた「木六竹八塀十郎」ということわざは、伐り時を語ったものとされます。

  • 木は(旧暦の)六月
  • 竹は(旧暦の)八月

旧暦の八月は、現在の暦で九月頃です。

これは、現代の知見とおおむね合致します。竹は春から夏にかけてデンプンなどの養分を多く含み、これが虫を呼びます。秋以降、養分が減った時期に伐ると虫がつきにくいとされます。

古い言い伝えが、観察に基づいていたことを示す例だと思います。

竹の性質

しなやかで、折れにくい

繊維が縦方向に通っているため、曲げに強く、折れにくい。

抗菌性

竹には抗菌作用があるとされ、食品に触れる道具に使われてきました。

軽い

中空構造のため、同じ体積の木材より軽い。

弱点

一方で、

  • 割れやすい(繊維方向に裂ける)
  • 虫がつきやすい(処理が必要)
  • 太さに限りがある

という制約もあります。

板にするには

竹をまな板やカウンターのような「面」にするには、工夫が要ります。

竹は中空で、太さも限られるため、一枚板のように大きな面を一本から取ることはできません。

そのため、細く割った竹を接着して板にする「竹集成材」という方法が一般的です。木の一枚板とは、まったく違うつくり方になります。

耳を残したまな板の縁|木六竹八

放置竹林という課題

竹について、触れておきたい問題があります。

かつて竹は、カゴ、ザル、農具、建材と、暮らしのあらゆる場面で使われていました。しかしプラスチックの普及により、需要が激減しました。

その結果、手入れされない竹林が各地で増えています。

竹は地下茎で横に広がります。放置された竹林は、周囲の森林へ侵入し、木を枯らしていきます。九州でも、この問題は各地で見られます。

竹を使うことは、竹林を管理することにつながります。

私たちは、自然との共生を大切にし、持続可能な未来を築くことを理念に掲げています。木を扱う立場からも、竹をどう活かすかは無視できない課題です。

木六竹八の竹への取り組み

弊社では、年代物の天板を中心に、竹を活用した商品も扱っています。

商品は順次展開してまいります。木の一枚板とは違う、竹ならではの用途と魅力をご提案していきたいと考えています。

まとめ

  • 竹はイネ科の植物。木とは別のもの
  • 年輪がなく、中空構造。この構造が強さを生む
  • 成長が極めて速く、3〜5年で材になる
  • 「木六竹八」の竹八(旧暦八月)は、現代の伐採適期とおおむね合致
  • 放置竹林は各地の課題。竹を使うことは竹林の管理につながる
  • 弊社では竹を活用した商品も順次展開してまいります

竹についてのお問い合わせも承っています。お気軽にご相談ください。お問い合わせには3営業日以内を目安にご返答しています。

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あわせて読みたい:「木六竹八」ということば|木は六月、竹は八月

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